地上の10分の1の人々の意識が変わり、太陽のようにまろやかな慈愛の心が灯ったとき、世界に真の平和が訪れる。
その信念のもと、『太陽の会』は同じ想いを抱く人々のネットワーク拠点として、一人ひとりの心の平和から、愛と平和に満ちたワンワールドの実現をめざしています。
本当はどんな人も、心の奥では平和を願っているに違いありません。にもかかわらず、地球上から争いや貧困、惨劇が絶えないのはなぜなのでしょうか。
その理由の一つは、これまで人類が常に「自分は正しく、相手が間違っている」という思いを抱き、主義主張を繰り返してきたことにあります。
本来、すべての人は皆、創造主の分身としてこの世に存在しています。自分自身がそうであるように、価値観の異なる多くの人もまた創造主の分身であり、私たちはもともと一つに調和のとれている存在なのです。
人類はそろそろ真実に気づき、自らの神性とともに他人の神性に目覚めるときを迎えています。そして、私たちの内なる否定的な想いが否定的な現実を創り出すことを自覚し、平和を主張する前に、まず一人ひとりが自らの心を平和にする必要があるのです。
地球に平和が訪れない理由の二つ目は、私たちがこれまで人生の意味を、富や名声や権力といった自分の外側にあるものに求めてきたことにあります。自分の人生の意味を、物質的で移ろいやすいものに求め続けている限り、心の底から安らぎを得ることはないでしょう。
しかし、どんなに世の中が混沌を極めたとしても、自分という魂が今ここに存在しているという事実ほど絶対的な真理はありません。地球がかつてない変革を遂げつつある今こそ、私たちがこの真理に目を向け、生まれてきた意味を自分自身に問い直し、宇宙や人間について探究すること、そして自ら心を磨き、使命を果たしていくことが大切なのです。
そして三つ目の理由としては、私たちが世の中に起こっている事実に対して、あまりに無知であることがあげられます。日々マスコミを通じて流れてくる情報によって、私たちは世の中の出来事、世界の実情を知っているつもりでいます。けれども果たしてそれらの情報が、真実をありのまま公平に伝えているものだと断言できるでしょうか。
中丸薫は長い間、独自の外交を続ける中で、真実が歪曲して伝えられる様を何度も見てきました。そして実は世界各国のメディアが、とてつもない経済力・政治力を手中にしたごく一部の特権階級により、都合よく操られていることを知りました。
それらのマスコミによって作られた善と悪の対立イメージが、私たちの「一方は正しい・他方は間違っている」という二元的な捉え方、価値観に多大な影響を及ぼしているのです。より多くの人がその事実を知ることは、現実社会を変える確かな一歩になるはずです。
『太陽の会』では、マスメディアでは決して伝えられることのない国際社会における真の出来事……中丸薫が日々の民間外交の中で実際に見聞したことを、会員の皆さまと分かち合いながら、世の中や世界について、そしてそれが私たちの生活とどのように関っているのかについて、考察を深めてまいります。
このような主旨に賛同してくださる人々のネットワークとして『太陽の会』は、人間復興をめざして、共に以下のことを探求していこうと考えます。